また記録をつけようと思った日
昨日、野菊が狩りをしたのかもしれない。
去年から台所の窓辺に居着いていたイモリ。
小さいのとおっきいのと、やっぱり2匹来てたんだ!と大喜びしていた今年。
そのうちの小さい方の亡骸が我が家のトイレの前で見つかりました。
台所には、昨日お味噌汁に使っただしパックが散らかっていました。
最初にイモリをみて大喜びで写真を撮っていた旦那さんが、酷く動揺して、一日悲しんでいました。
私もとても寂しくなりました。
「鳥を飼ったら同じことが起きるよ」
と言われて、背筋が凍りました。
私たちは、野菊と茱萸に甘えっぱなしで、とても不注意なのだ。それはこうして取り返しのつかない事を招き入れるのだ、と言われている気分でした。
もし私が味噌汁を粉末だしにしていれば、野菊は台所に入ろうとしなかっただろう。
ずっと部屋に入ってきたことの無いヤモリをどうやってとらえたのだろう。なんで入ってきちゃったんだろう。
深夜の2時まで起きていたのに何故気づかなかったんだろう、どうしてだろう。
たらればばかり浮かびました。
ただ私はあまり野菊を責める気にはなりませんでした。
せめてできる事として、手を合わせ、いままで家を守ってくれてありがとう、とあの子に伝えるだけです。
明日は当たり前では無い。
この子達と一緒に過ごせるのは、あと10年はない可能性も非常に高い。
そう思ったら、書いておかなくちゃと思ったのです。